おトクな本の紹介ブログ

元本屋が、おトクだと思った本の情報を紹介していきます。個人的な趣味は(あまり)反映させないつもりです。

ラズパイマガジン 2017年4月号 2,354円

隔月で発行されている日経BP社ムック「ラズパイマガジン」の最新号です。

隔月で発行されている日経BP社ムック「ラズパイマガジン」の最新号です。
今回はじめての特別付録として、Raspberry Pi用のGPS拡張ボードプリント基板がついています。
(念のため、付録がついてくるのは「ムック版」のみです。「電子書籍版」にはついていません)

販売サイトの、【GPS拡張ボード「GPSCAP」(4月号付録基板用部品セット)】を購入してはんだ付けすれば、ラズベリーパイGPSロガーとして使うことができるようになります。
※ただし、販売サイトにも記載されているように「はんだ付けに慣れた方に向けた製品」とありますので、その点は注意してください。

steady.特別編集 スッキリわかる! お金の基本 605円

女性誌steady.編集のムック本が出ていましたのでご紹介します。 

こういったマネー本は、ビジネス系の雑誌が春先に新社会人向けにムックを出すケースが多いのですが、一足先に女性誌からというのが珍しかったので取り上げてみました。

給与明細の見方から節約術、といった定番ネタから、確定申告、ふるさと納税といったタイムリーな内容まで一通り網羅しています。
公式サイトから、目次と一部内容が確認できます。

 

お金のキホンについて、この機会に勉強してみたい方におすすめです。

2017 J1&J2&J3選手名鑑 (NSK MOOK) 980円

プロ野球の選手名鑑を紹介したので、先日開幕したJリーグも紹介しておきます。
おトクかは微妙なところもありますが、春先には入手困難になるのではないかと思いますので、今旬の話題として取り上げておきます。
特典は、昨年同様クリアファイルです。 

2017 プロ野球全選手カラー写真名鑑号 490円

この時期になると、各社からプロ野球選手名鑑が発売され、多くの野球ファンが購入していきます。
その中でも、こちらは週刊ベースボールの増刊号で値段も安いのです。
(その代わり、販売期間が短いです)

Amazonの内容紹介を見ると、こんなことも載っているようです。

今年も名鑑部分はオールカラーでお届けします。
基本データに加え、好きな女性のタイプ、趣味、愛車など、
やわらかめの情報も満載です! 

そういえば、私が勤務していた時も多くの野球好きのおじさん達に売れていましたが、ちらほらと女性が買っていくこともありました。
最近ではカープ女子など、女性の野球人気が高まっているから、女性読者も意識しているんでしょうね。

週刊ベースボール以外にも、日刊スポーツからムックが発売されているのでこちらもあわせてご紹介しておきます。
週刊誌ではないのでこちらの方が販売期間が長く、入手しやすいかと思います。
(あと、400円なので価格も安いです)

ふだん使いのかわいいかぎ針編み(1) 190円

こちらも分冊百科系の創刊号です。

 

立体パズルと思考ゲーム パズルコレクション No.1 499円

定番のおトク本を二本続けてご紹介します。

パズルコレクション改訂版(1) 2017年 3/1 号 [雑誌]

パズルコレクション改訂版(1) 2017年 3/1 号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社:アシェット・コレクションズ・ジャパン
  • 発売日: 2017-02-15

分冊百科」といわれるシリーズもので、有名なところではCMでもよく目にするデアゴスティーニなどがあります。

こういうシリーズは、創刊号はかなり安い価格で販売されることが多く、このパズルコレクションも同様に安くなってます。
(ちなみに創刊号は499円ですが、第2号は1,099円、第3号以降は通常価格で1,699円(税込)となるそうです)

付属として、木製のパズルが付いています。
パズルの答えは、毎回次の号に掲載されるそうですが、パズル解きにそこまで興味がなくても、インテリア小物としてはお手頃価格で良いかもしれません。


そういえば、昔うちの店でも昔ルービックキューブを扱っていたことがありました。
日焼けして売り物にならなくなったキューブをもらって遊んだことがありますが、未だに一面しか揃えられません(笑)

文藝春秋 2017年3月号 970円

最初のエントリは、定番ともいえるお得本を紹介します。

文藝春秋 2017年 03 月号 [雑誌]

文藝春秋 2017年 03 月号 [雑誌]

先月1月に発表された、第156回芥川賞の受賞作品 山下澄人 著「しんせかい」が全文掲載されています。

テレビでも取り上げられる有名な芥川賞の作品に目を通しておきたい方におすすめです。

一部ではなく全文ですので、既に発売されている単行本と同じ内容が読めます。
知らない人からすると「単行本と同じ内容が値段の安い雑誌に丸々載っているの?」と疑問に思うかもしれませんが、芥川賞のノミネート作品は文芸誌等で発表されたものが対象です。
つまり、既に別の雑誌に掲載されているものです。

読んでみて面白くて、手元に置いておきたいということでしたら、単行本を購入してもいいかと思います。

しんせかい

しんせかい

  • 作者:山下 澄人
  • 出版社:新潮社
  • 発売日: 2016-10-31

芥川賞は毎年1月と7月に発表されますが、その翌月に発売される文芸春秋に、毎回候補作の選評とともに受賞作が掲載されています。
なので、次の芥川賞作品が掲載されるのは8月に発売される9月号です。


ここからは余談ですが、文藝春秋について説明しておきます。

文藝春秋は、同じ名前の出版社「文藝春秋」が発行している月刊誌です。
(文春砲でスクープ連発の週刊誌「週刊文春」の出版社です)
政治、経済から皇室等の時評を幅広く取り扱う総合誌です。
創刊時は文芸がメインだったようですが、現在では小説が掲載されるのは芥川賞受賞作品が掲載される時くらいです。

「おじいちゃんのゴシップ誌」と誰かが書いていたのを以前目にしたことがありますが、端的に良く言い表しているな、と思います。

あと、本屋としては毛筆で書かれたPOPが毎号付いてくるので、とても助かっていました(笑)。